2022年の振り返り

この記事は

前からブログを書いてみたいと思っていたのですが、
今年は休職したり復職したりKaggle Masterになったりと色々あったので、
初記事として2022年を振り返ってみることにしました。

目次

自己紹介

初記事なので、軽く自己紹介です。

  • HN: CALPIS10000
  • TwitterとかKaggleをやっています
  • 受託分析企業所属、元データサイエンティスト*1(復職に伴い社内SEに異動)
  • 30代、都内在住、在宅勤務
  • BUMP OF CHICKENが好きで、歌詞分析のLTをやったりしました。

振り返り①: 休職について

去年の秋からメンタル不調で休職しており、今年の12月から復職しました。
一時的に復職していた時期もあったのですが、すぐ体調悪くなって再休職したので、2回目の休職です。
なのでもう慣れたもんなのですが、あまり慣れたくはなかったなあとしみじみ思います。

メンタル不調で出ていた症状

休職期間全体にわたって、主に以下のような症状が出ていました。
実は今も一部は治ってません。

身体症状:

  • 動悸
  • 慢性的な頭痛
  • 慢性的な強い倦怠感
  • 目が疲れてモニタを見続けられない感じ
  • 不眠

精神症状(主に不安症状):

  • 理由のない強い不安感(何かしていないと落ち着かないが、何も手につかない感じ)
  • 先のことを考えすぎて、思考が止まらない(会社をクビになったらどうやって生活するか、とかを一晩中延々考える)
  • 普段なら意識しないような不安にとらわれる(核戦争に対する不安、時間が経過することへの恐怖)
  • 夜になると上記の不安が一斉に襲ってくる

この記事をお読みの方で、同じ症状が強く出ている方がもしいらっしゃったら、
まとまった休みを取るか、医療機関を受診することをお勧めします。

休職から復職までの経緯

「とにかく病気を治さないと、今後の人生が台無しになってしまう」と思い、
限界まで長く休んで、医療機関に通って、症状をできるだけ回復させることに専念しました。
結果として、休職期限が来る頃には(完治していないものの)ギリギリ勤務可能な状態まで回復できたので、方針としては間違っていなかったと思います。

休職前半: 実家への帰省

私の場合、幸いにして両親が健在で関係も良好だったので、
休職初期は実家に帰省して療養していました。
働いてない息子に対して色々言いたいことはあったと思いますが、
何も言わず家に置いてくれた両親には感謝しています。

実家では、当時同居していた甥っ子と戯れたり、近所の公園で鴨を眺めたりして過ごしました。
何も考えない時間を意識して作ろうとしていた覚えがあります。

休職後半: リワーク施設への通所

東京に戻ってからは、主治医の薦めでリワーク施設に通い始めました。
リワーク施設というのは、うつ病等で休職している労働者に向けてリハビリ(出勤訓練とか再発予防指導)を実施してくれる施設で、主に医療機関や公共施設で提供されています。
※ 参考: 一般社団法人日本うつ病リワーク協会 www.utsu-rework.org

私の場合は医療機関のリワーク施設に通所して、以下のようなことをやっていました。

  • 個人作業(PC作業などを2時間程度行う)
  • レクリエーション(ボードゲームとかダーツとか)
  • 自己分析(休職原因の深堀り、再発予防手段の構築)
  • 再発防止のための講義を受講(認知行動療法、マインドフルネスなど)

リワーク施設は居心地が良い上に学ぶことも多く、通所することで目に見えて体調が良くなっていきました。
特に、認知行動療法やマインドフルネスを学ぶことで、思考と自分を同一視しない習慣をつけられたのは大きかったです(極端な思考に囚われて消耗することが減ったので)。

本当に居心地が良かったのでずっと通っていたかったのですが、12月で会社の休職期限が来てしまったので、泣く泣く卒業しました。
また休職した時はお世話になりますので、その時は改めてよろしくお願いします。

復職後~現在

そんなこんなで12月から復職し、今に至ります。
何とか1ヶ月間は継続して勤務できたのですが、疲れが出たのか正月休みの最初2日間は体調悪くて寝込んでいたので、 正月休み中はしっかり休んで疲れを取ろうと思います。

振り返り②: kaggleについて

今年は体調の良い時間をやりくりして3つのコンペに参加し、強いチームメイトと幸運に恵まれたお陰で、いずれもメダルを取ることができました。

金×1、銀×2を取れたのでKaggle Competitions Masterになることができたのですが、自信を持ってMasterを名乗るには実力・経験共に不足しているので、今後も引き続きコンペに参加して鍛えていきたいと思います。

参加したコンペについての振り返りを↓にまとめたので、良かったら見てやってください。 c10000.hatenadiary.com

終わりに・来年に向けて

というわけで、今年はほぼ丸々休職していて、セルフケアに注力した1年でした。

休職というとネガティブなイメージですが、働いていた頃よりも自分と向き合う機会を多く持てたので、むしろいつもよりも実りのある年だったのではないかと思います。(もう一回病気になりたいかと言われるとなりたくないですが…)

来年は今年学んだ事を活かして、心身ともに健康的な生活を目指していきます。あとkaggleで金メダルをもう一個取りたい。

最後に、今年私に関わって下さった全ての皆様に感謝を申し上げます。
来年も引き続きよろしくお願いいたします🙇

*1:会社から与えられた職名は、時期によってデータアナリストだったりデータエンジニアだったりと変更があるのですが、一番長く名乗っていた職名で書いています。